500万円のお金を借りることはできるの?

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キャッシングを使って借り入れをする場合、可能額は500万円だと思って下さい。テレビコマーシャルなどで、プロミスやアコム、アイフルのキャッシングサービスの宣伝を目にしたことはあるでしょう。いずれも借入可能額は500万円を上限限度としています。ただし貸金業者で500万円の借り入れのできる人は限られます。なぜなら貸金業法の中で、総量規制のルールがあるためです。総量規制は、年収の1/3を貸出額の上限とする決まりです。500万円借金するためには、年収1500万円を超えていないといけません。年収1000万円を超える高所得者は、かなり限られるはずです。

500万円のような高額なお金を借りる場合には、消費者金融よりは銀行などの金融機関のキャッシングの方がいいでしょう。銀行は資金力にたけているため、より多額の融資に対応しています。三菱東京UFJ銀行や新生銀行カードローンのレイクで500万円まで、三井住友銀行やオリックス銀行で800万円まで、みずほ銀行に至っては1000万円までの融資に対応しています。しかも銀行は貸金業者ではないため、総量規制の対象外を受けません。このため、年収の1/3を超えるような貸し出しも条件によっては対応してくれる可能性もあります。

銀行のキャッシングの魅力は、金利の低さにもあります。消費者金融の場合、借入金額に対する上限金利が18%前後です。下限金利は4.5~4.7%といった設定にしている所が多いです。銀行のキャッシングを見ると、下限金利はみずほ銀行や三井住友銀行で4%、オリックス銀行に至っては3%に設定しています。上限金利もみずほ銀行が14%、三井住友銀行で14.5%、三菱東京UFJ銀行で14.6%です。いずれも低金利に設定されています。500万円のような多額の借り入れになると、利息分の負担もかなり大きくなります。少しでも利子の低い所で借り入れた方が、後々の返済負担も軽減でき、返済額も抑えることができます。その意味でも、銀行のキャッシングを利用した方が有利なわけです。

ただし銀行のキャッシングでも、500万円もの大金の借入なると決して審査は甘くないことも理解しておきましょう。今500万円借りる必要はないけれども、将来的には必要になるかもしれないのなら、最初は少なめの借入希望額で申し込むことです。そして定期的に借り入れをして、期日通りの返済を繰り返しましょう。こうしてキャッシング会社の信用を得る方法をとっていれば、借入限度額の増額に対応してもらえるかもしれません。補足ですが、過去に返済が延滞したりして督促されてしまったり、債務整理をしたことがあるもしくは弁護士に依頼して裁判所で自己破産手続きをしたことがある場合は、事故者としてブラックリストに載っていますので借り入れは難しくなります。

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