配当金狙いの株式投資は長期的な視野に立つことが大切

このエントリーをはてなブックマークに追加

株式投資で利益を上げる方法はいくつかありますが、配当金狙いの長期投資はおすすめの方法です。これから株式投資を始めるという人にも、リスクの少ない長期投資は第一歩としてぴったりでしょう。実際、多くの人が配当金狙いで株式投資を始めていますし、中には配当金だけで毎月の生活費の一部をまかなっている人もいます。配当金狙いで長期投資を始めるのであれば、配当利回りが高い銘柄を対象に絞って投資するのがよいでしょう。

配当金狙いの長期投資にもリスクはあります。企業の方針変更などの事情により、配当金の支払いがストップした場合、急激に株価が値下がりすることがあるからです。このリスクを回避するには、ひとつの銘柄だけでなく、複数の銘柄に分散して投資した方がよいでしょう。ある業種の銘柄を購入したら、それとはまったく異業種の銘柄も買うことで投資先を分散して、配当金を効率的に受け取れるような工夫をしましょう。配当金狙いの長期投資とはいっても、株を買って放置したままで、定期的に利益を上げられるほど株式の世界は甘くはないのです。

高配当を狙った長期投資は、戦略的に初心者にも難し過ぎるわけではないのでおすすめですが、買う銘柄を決める時には配当利回りの高さのみに注目せずに、その企業業績の現状を四季報などでチェックしてからの方がよいでしょう。配当利回りが高い銘柄は、あまり高くなり過ぎると減配といって配当金が遠からず下げられるものです。その辺りに注意しつつ適切な投資先を選ぶことができれば、配当金だけで少しずつ資産を増やしていくことが可能です。配当利回りは銀行預金の金利とは比較にならないほど高いので、資産を増やすために投資するならば、銀行預金よりも株式投資の方が断然効率的です。長期投資でじっくり配当金を狙っていくわけですから、デイトレードのようにすぐに結果がともなうわけではありませんが、しっかり長期的な戦略を練ることができれば、安定して利益を上げ続けることも、それほど難しいことではありません。

株式投資を始めるとなると、ついつい目先の利益を目指したくなるものですが、長期投資ではじっくり構えることが大切です。銀行にお金を預けるような感覚で即金を追い求めなければ、銀行預金よりはるかに高額の収入が確保できます。ですから、配当金狙いの長期投資は、デイトレーダーのように株式投資を本業としたい人には向きませんが、しっかりした本業があって、それとは別の収入源を持ちたいと考える人にはおすすめです。目先の利益より安定を望む人の方が成功しやすい投資方法と言えます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>