株式投資を行いたい場合、何歳から始められるのか

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株式投資を何歳から始められるかは、あまり知られていません。特に未成年の学生の方は何歳から利用することが出来るのか、気になるところですが、実は小学生の時点から株式を始められます。勿論、小学生なら誰でも口座を作ってすぐに取引を始められるわけではなく、条件が設けられているのは確かです。未成年の場合はお金を稼ぐ能力、責任能力などの面で劣っているのは間違いありませんので、基本的には親の許可を得なければいけません。この親の許可を得るのが、最も問題となる可能性が高く、許可が下りない場合には株式投資を行うことが出来なくなります。

株式投資はギャンブルに近い性質を持っているので、それに対して良く思っていない方も珍しくはありません。また、身近に株で破産した方などがいらっしゃる場合には、やはり株に対して良い感情を持たないことが多めです。その為、仮にお金に余裕がある家庭であっても、親が許可を出さないというケースも多くあります。証券会社に口座を作れば株の取引を行えるものの、未成年の方の場合には親の同意書と、続柄を確認する書類の提出が求められるのが一般的です。続柄を確認する書類は、戸籍抄本や母子手帳、住民票などが使われるケースが多めとなっています。

また、証券会社によっても対応は大きく異なっており、未成年の方の口座開設は一切認めていないところも多いので注意が必要です。マネックス証券、SBI証券、松井証券などは未成年でも問題なく口座を作ることが可能となっています。証券会社によっては15歳から親の同意書が必要ないところも存在しており、この辺りの条件は必ずチェックしておかなければいけません。また、未成年の方でも口座を開設すれば全ての機能が使えるわけではなく、お金や株を借りて取引を行う信用取引は出来ないと考えて良いでしょう。

やはり、大人と比べると機能の面でも制限がかけられているものの、信用取引以外は普通に利用することが出来ます。勿論、株にはデメリットも多くありますし、取引を行って大損を記録してしまう可能性も十分にあるので、親御さんがあまり良い顔をしないのは確かです。しかし、子供の頃から株に触れておくと、学校で経済を勉強するよりも遥かに経済に明るくなれます。また、小学生の時点から株でお小遣いを稼いでいた、そんなエピソードを持つ投資家の方も多いので、大金を動かさないなどのルールを決めておけばデメリットを抑えて市場に慣れ親しむことが可能です。

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