株式投資をするにあたって、株投資のノウハウやテクニックを学ぶことも確かに重要です。しかしもう一つ押さえておかないといけないことがあります。それは、精神のコントロールです。株初心者にとっては、これが一番重要なことといっても良いかも知れません。株式投資で成功している人は全体の少数派です。彼らに共通しているのは、自分の感情をコントロールできている所です。つまり株取引で株式運用をしている中で、アツくならないのです。人間カッとなると、考え方としてどうしても冷静な判断力が鈍ります。ましてや投資関連にはお金が関わります。その結果、誤った判断をしてしまって、傷口を広げてしまうことも往々にしてあり、矛先が友達や家族、子どもたちなどに向いてしまい、仕事や家庭など生活に影響を来してしまっては目も当てられません。そこで株式投資に成功するためには、メンタルトレーニングも行うべきなのです。
しかし人間は感情の伴う生物ですから、いくら感情をコントロールしろと言ってもどうしても感情は出てくるものです。株式投資実績によって利益確定し、利益が上がればうれしいですし、取引に失敗し損失計上して損失がでてしまえば悔しいという気持ちが出てきます。メンタルを強くするやり方は、株投資などのどんな講座やプログラムをうけたりイメージトレーニングをするよりもまず、自分自身の心と見つめ合う方法をとることが大事です。そこでこれから運用をする時に、まずは練習としてその中で感じたことを最初はメモに取ることです。ボタンを押すだけの日記のアプリやソフトなどを駆使して作成しても良いでしょう。それぞれの取引を記録して、その結果の出たときにあなたがどう感じたのかを書きとめることです。そうすれば、勝った時と負けたとき、どのように感じているのかを後々詳細に分析できます。感情や相場の状況、さらにはその時々の体調など何でも構わないので、とにかくメモを作成することをお薦めします。
そうすると、そのデータやグラフのチャートを後で見返してみたときに今後利益を上げるため、損失を計上しないためにどうすればいいのかのヒントが隠されているかもしれません。投資をしているとスランプに陥るとか、悩みを抱えることはあります。長年投資をしている上級者の中でも、時には迷いや悩みを生じさせている人もいます。投資の問題解決のヒントは外側にはありません。自分自身の内側にあると思って自分の心を情報源に情報収集をしてみてください。
投資家の中には、自分の取引の一つ一つの結果を重視して、文字通り一喜一憂している人も少なくありません。しかしこれだと、いつまでたっても進化していきません。取引の結果が出た、その時に詳細に分析をすることです。そして自分がステップアップするためのヒントが隠されていないのか、冷静に立ち止まって考えることです。このような試行錯誤を繰り返していく中で、自分の投資スタイル、自分なりに損失の計上しにくいコツをつかんでいきます。損失を出したときについカッとなる人は、次の取引をする前にメンタルトレーニングで精神面を最大限強化した方がいいでしょう。