株式投資とは、利益を得る為に株券を購入することとなっています。まず、企業を設立し、運営していく為には莫大なお金が必要なので、会社の関係者がお金を出すだけでは上手くはいきません。その為、会社は株式を発行して、投資家に買って貰うことでお金を調達するのが一般的となっています。勿論、全ての企業が市場で株式を公開しているわけでなく、出版社などは殆どが上場していません。他に竹中公務店、佐川急便、カルビーなど上場していない有名企業も多く、株を買えないケースも多くあります。確かに、上場するとお金を調達することが容易となりますが、社会的な責任を求められる、買収の危険性が高まる、株主の声により経営が自由に出来ないなどのデメリットもあるのは確かです。
企業から見た場合のメリットはお金を調達しやすい点ですが、株を購入する投資家の立場の場合は利益の為に株を購入するのが殆どと言えるでしょう。株式を購入する場合、その企業を応援する意味合いもあるのは確かですが、多くの投資家が目指すポイントは利益を上げられるかどうかとなっています。株価が上昇していけば、所有している株の価値も高まるので、それを売却することで利益を確定させることが可能です。一方で、株価が上がるとは限らず、場合によっては大きく下がってしまうことも珍しくはありません。最悪の場合には企業が経営破綻などの状態に陥ってしまい、株券の価値が皆無になってしまうケースもあります。
これらのデメリットがあるにも関わらず、株式市場が活発なのは、多くの方が利益を求めて売買を行っているからです。株式投資は株価の上昇や下降を予想するというその性質上、ギャンブルのような側面があるのは間違いありません。競馬や競輪、競艇などにのめり込みやすい人がいるように、株式投資にのめり込む方が多いのは確かです。勿論、ギャンブル性を限りなく少なくさせることも不可能ではなく、長期投資を行う場合はリスクを抑えることも十分に可能となっています。
一方でデイトレードと言われる短期投資を行う場合は、短期間で一気に利益を挙げられる可能性もあるものの、暴落の機器に瀕する可能性も高く、非常に難しい判断を迫られる世界です。確かにデメリットは大きく、資金がゼロになってしまうかもしれませんが、それ以上に稼げる可能性もあります。他に配当金や株主優待などのメリットもあるので、そちらを狙っている方も多いでしょう。株式投資とはデメリットとメリットがはっきりしている、大きな利益を得る手段です。