株式投資で成功するには自分の投資スタイルを確立することが大切

このエントリーをはてなブックマークに追加

株式投資で利益を上げ続けるには、自分の投資スタイルを確立する必要があります。投資スタイルを確立できていないと、たとえ割高な銘柄を避け続け、人為的に値を吊り上げようという意図がある仕手株というものに手を出さなかったとしても、長期的に安定して利益を上げ続けることは難しいでしょう。株式投資で成功している人は皆、自分のスタイルを確立していますので、自分に適したスタイルを早めに見つけましょう。

投資スタイルは株式の保有期間から、短期投資・中期投資・長期投資の3種類に分けることができます。このうち短期投資は、デイトレーダーに代表されるような、1日からせいぜい数日の期間で買った株を売却するスタイルです。株を保有する期間が短いので一度に大きな利益を上げることはできませんが、その代わり損失が出た場合も少額に抑えることができます。小さな利益を何度も積み重ねていって、最終的に大きな利益へとつなげるのが短期投資の目標です。ただし、このスタイルは常に相場の動きに目を光らせておく必要があるので、日中に仕事をしているサラリーマンには難しい方法でしょう。それに、取引ごとに手数料が発生するわけですから、中長期の投資に比べると取引にかかる費用が大きくなるという面もあり、初心者がいきなり始めるにはあまり向いていません。

中期投資は、数ヶ月から1年程度にわたって株を保有するスタイルです。短期投資より保有期間が長くなるので、その分利益が出た時には得られる額が大きくなりますし、逆に損失が出た時にも失う額が大きくなるという特徴を持っています。株価の動きを予想するには企業の業績に注目する必要がありますが、業績と株価にギャップがある場合、通常その差が修正されるまでに数ヶ月以上の期間がかかるものです。企業の業績から投資する銘柄を選ぶ場合は、中期投資のスタイルを取らざるを得ないことになります。

長期投資は、中期投資よりさらに長い月日にわたって株を保有し続けるスタイルです。その期間は数年から10年単位になり、人によっては生涯にわたって保有し続けるような投資法です。これだけの長きにわたって保有し続けるわけですから、その間には株価が大きく変わることも珍しくありません。元の株価の2倍や3倍になるのは当たり前と言ってもよく、中には10倍から100倍以上に値上がりするケースも見られます。長期投資が成功するかは、ひとえに将来性のある銘柄を探し当てられるかどうかにかかっています。

初心者が取るべきなのは中期投資のスタイルです。企業業績や株式市場の動向が株価にどう影響を与えるかを学びながら、確実に利益を上げる方法を学んでいきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>