投資と貯金のバランスを考え確実に資産を増やす

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安定して資産を増やしていくには、投資と貯金のバランスが大切です。稼いだお金をすべて投資に回すのはリスクが大きすぎますし、自由になる資金のすべてを貯金しても、それ以上の利益を上げることはできません。リスクを抑えつつ不労所得を増やしていくには、投資と貯金にかけるバランスをいかに取るかということを考えなければなりません。

人によって元の資産が違うので、例外もあるでしょうが、一般的には投資と貯金を8対2の割合になるようにすれば、安全かつ安定的に資産を増やしていくことができます。自由になる資金の2割を貯金して、残り8割を株式などに投資するというやり方です。つまり、毎月自由になる資金が10万円ある人ならば、2万円を貯金し8万円を投資に充てるわけです。それではリスクが大きすぎると感じる人ならば、その割合を逆にして8割を貯金、2割を投資に回すとよいでしょう。いずれにせよ8対2という割合が資産運用の法則になります。

この法則を遵守して資産運用を行えば、投資による利益も貯金額もどんどん増加させることができます。こうして貯金額を増やすことができれば、その中から新たに投資資金に回すことも可能になります。100万円の貯金があったとしても利息はほとんどつきませんが、これを投資に回せばある程度のリターンが望めます。この場合も先ほどの8対2の法則に当てはめて、100万円のうち8割の80万円を投資に回し、2割の20万円をそのまま貯金しておくというふうにすれば、安定して利益を上げ続けることができる好循環が生まれます。ここでも、より堅実に行きたい人は、割合を逆にして80万円を貯金のままにして20万円を投資資金に回すようにすればよいでしょう。

株式投資を続けていると、保有している株に応じて配当が生まれます。この配当金をふたたび投資資金に利用することで、さらに利益の増加速度を加速させることが可能です。その際、年間の配当の1割は貯金に回すようにします。何も考えないで配当を受け取っているといつの間にか全部使ってしまったということになりやすいですので、こうして1割だけでも貯金に回すことで堅実に資産を増やしていくことができるのです。

株式に投資する際は安定株を狙いましょう。安定株なら大きな損失をこうむることも少ないですし、配当金による収入も見込めます。ふたたび投資する場合も8対2の法則を守ることができれば、順調に投資資金と貯金の両方を増やしていくことができます。

以上のことは特別難しいテクニックではなく、気に留めていれば誰もができる方法です。効率よく資産を増やしたい人はぜひ活用してみてください。

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