国際電話の料金相場はいくら?国際電話の料金価格比較

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先日、知人がスマホで電話しているところにばったり出くわしました。

どうやら、海外にかけている様子です。

通話は5分程度の時間でしたが、なにせ海外の相手への国際電話です。

通話終了後に、電話料金は大丈夫か聞いたところLINE電話だから大丈夫とのこと。
なるほど、IP電話同士なら基本的に通話は無料のはずです。

考えてみれば、これはすごいことです。

しかし、携帯・スマホにも国際電話できるサービスがあり、こちらは有料のはずなのですが、一体どのような料金設定にしているのか非常に気になりました。

そこで早速、この点について調査してみることにしました。

国別で国際電話料金を知りたい方は、NTTの国際電話料金&国番号表が便利です。

国際電話の料金価格比較データ表

まずは、大手電話会社の国際電話料金について比較しまとめました。

携帯とスマホの通話料金を比較

国名 docomo au SoftBank
アメリカ 68円 44円 78円
中国 114円 74円 198円
韓国 114円 69円 198円
台湾 114円 74円 198円
香港 114円 85円 198円
ドイツ 216円 110円 238円
カナダ 68円 75円 98円
タイ 136円 88円 198円
イギリス 216円 105円 238円
ベトナム 136円 125円 198円

※通話料金/1分あたりの料金です。(税抜き)

固定電話の場合は、最初の1分間と2分目以降の料金が異なるため、最初の3分間の合計料金を比較しています。

価格比較データ表から見る国際電話の平均価格相場

まずは、国別の平均価格を表にまとめてみます。

国名 携帯・スマホ 固定電話
アメリカ 63.3円 170円
中国 128.7円 455円
韓国 127円 350円
台湾 128.7円 455円
香港 132.3円 460円
ドイツ 188円 515円
カナダ 80.3円 340円
タイ 140.6円
イギリス 186.3円
ベトナム 153円

さらに、ここから通話対象国全体で見た価格を算出してみると、携帯・スマホからの通話料金の平均は132.8円/分、固定電話からの通話料金の平均は392.1円/3分となりました。

国別、電話機別で料金体系は若干違うものの平均値を1分あたりで比べると、どちらも130円程度と、ほぼ同じ相場だとわかりました。

国際電話を1回使うあたりの料金はいくら?

これは、通話時間と電話会社の通話料金設定によって異なります。

ここでは極めて標準的な利用傾向に基づいて、相場をシュミレーションしてみます。

まず、総務省の調査によると、平成26年度の国際電話利用者1通信あたりの通信時間は3分49秒でした。

携帯・スマホの場合は30秒ごと、固定電話の場合は6秒ごとに料金が加算される料金設定が一般的です。

したがって、ざっくり考えると携帯・スマホは30秒ごとに65円程度が、固定電話は6秒ごとに13円程度が加算されると考えて問題ないと思われます。

これを基に計算すると携帯・スマホの場合は7回加算されますので455円程度の料金が1回の通話にかかるということになります。

同様に、固定電話は38回加算されますので、499円程度の料金が1回の通話料金の相場と考えられます。

ここまでの結果から見て料金と内容のバランスが良いおすすめの国際電話をいくつか紹介

固定電話からより携帯・スマホからの国際電話のほうが、若干安いという結果でしたので、携帯・スマホの国際電話サービスから紹介したいと思います。

大手において、一番のおすすめはauのプランです。

料金比較表を見れば一目瞭然ですが、大手の中でも国際電話料金が群を抜いて安く設定されています。

音質等が大手他社と比較して劣っているわけではないので、大手の中で選ぶならば、auのサービスのコストパフォーマンスが最も優れているということになります。

サービスの充実度と、通話の品質及び安定度を重視する場合にはdocomoのサービスがおすすめです。

国際電話を安い料金で活用するためのコツ

これには格安国際電話や無料プランがある国際電話サービスの利用が考えられます。

格安国際電話サービスを利用する

楽天でんわ

新規参入組の「楽天でんわ」ですが、国際電話についても格安のプランを用意しています。

アメリカ、オーストラリア、中国、韓国などをはじめとする32か国への国際電話が、30秒当たり一律10円の格安通話料金となっている点には注目です。

楽天銀行や楽天証券など、楽天グループ内での相互利用が非常に便利なことが多いので、楽天ユーザーにはおすすめのサービスだと言えます。

Telink

Telinkは無料登録をすると、格安の通話話料金で国際電話が出来るサービスです。

世界18ヶ国に、国内通話料金+1分1円で、国際電話をかけることが出来るというのは驚きです。

国内通話料は1分20円程度ですから、総額21円/分程度ということになります。

この金額で、通話可能な国は以下の通りです。

・アメリカ、カナダ
・中国、台湾、香港、シンガポール
・ブラジル、アルゼンチン
・ノルウェー、デンマーク、ロシア
・イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、スイス、アイルランド

これ以外の金額の国をあげると、タイが3円、韓国が固定電話へは3円、携帯には8円となっています。

いずれも、国内通話料金20円程度が加算されます。

韓国の携帯電話にかけるのが一番高額ですが、それでも28円/分程度と大手携帯電話会社の15~40%程度の金額です。音質も大手と比べて遜色ないと評判のサービスです。

国際電話VIVAPLUS

このサービスは株式会社コムスクエアが手掛けるサービスです。国別の料金設定を表にまとめてみました。

主要なかけ先 携帯電話から 固定電話から
アメリカ(本土) 24円/分 8円/分
中国 24円/分 9円/分
韓国(固定) 27円/分 12円/分
タイ 33円/分 19円/分
フィリピン(固定) 39円/分 24円/分
インドネシア(固定) 35円/分 20円/分
オーストラリア(固定) 27円/分 11.9円/分
イギリス(固定) 24円/分 9円/分
ロシア(固定) 33円/分 18円/分

比較的高い、携帯からアジアへの国際電話も17~47%程度の金額で済むことがわかります。

TOHO無料国際電話

これは、国際電話関連サービスの東方インターナショナルが提供するサービスで、ナビダイヤル(0570)を使う方法が特徴の国際電話サービスです。

大手通信会社の電話回線を利用しているため、音質も普通の電話と遜色ないとの報告もあります。

対象となる国は韓国、中国、米国、ドイツ、イギリス、ロシアなど13カ国。

これらの国々へは10円当たり一律26秒間の携帯・スマホ国内通話料金のみで、国際電話をかけることができます。

この金額を1分あたりの金額に換算すると23.08円となります。

特に通話料金が高いドイツ等の国に国際電話をかける際に便利だと言えます。

固定電話(NTT東日本の市内通話)で利用した場合の1分あたりの金額は3円程度となっており、こちらもかなりの低料金であることがわかりました。

注意点としては、携帯電話の料金プランについている無料通話分の対象外となることと、相手が電話に出なくても、0570につながった時点で国内通話料が発生することがあげられます。

無料通話を利用する

LINE

LINE利用者同士であれば、LINE電話によって、無料で通話ができます。

要は相手がLINE利用者であれば、日本国内在住であろうが海外在住であろうが無料で通話ができるのです。

この部分はネットの接続料がかかるという点も含めて、次に紹介する「スカイプ」と全く同様です。

LINEのすごいところは、海外の固定電話や携帯電話・スマホにも、一定時間内であれば無料で通話できる「LINE Out Free」が用意されているところです。

「LINE Out Free」はアメリカ、イギリス、中国、韓国、ドイツなど30数か国の地域への国際電話が対象となるサービスです。

使用方法は次の手順で行います。

STEP1: LINEアプリの「その他」タブ→「LINE apps」→「LINE Out Free」の順にタップ
STEP2: 電話番号入力し、発信ボタンをタップ
STEP3: 広告視聴(15秒)後、通話

通話時間はかける国によって異なっていて、例えば、携帯・スマホからの場合、アメリカであれば5分、中国は2分、イギリスは1分となっています。

対象外の国への通話についても、クレジットを購入することで格安で通話することが可能です。

スカイプ

スカイプは、インターネット通話ソフト「スカイプ」をスマホやパソコンにダウンロードしてアカウントを作成すれば、無料で音声電話やTV電話を楽しむことができるという便利なツールです。

自分のスマホやパソコンがネットを利用可能で、相手の端末もスカイプをダウンロードし、アカウントを作成していれば、世界中どこの人とも基本的に無料で話すことが可能です。

ただし、ネットの接続料金はかかるのでパケット使い放題のプランを申し込むことは必須だと思われます。

LINE同様、クレジットを購入すれば、海外の固定電話や携帯・スマホに電話をかけることができます。

唯一のデメリットは通常の電話より音質が落ちるときがあるということですが、ネットの通信が良好であれば、さほど気にすることではないとのことがわかりました。 

まとめ

以前は国際電話というと、かなり高いものというイメージが主流でした。

しかしながら、格安携帯やスマホの登場し、それが浸透していく過程で国際電話の料金もどんどん下がっていき、無料電話のスカイプの登場によって状況は更に激変しました。

スマホにスカイプをダウンロードすることが珍しくなくなった今日では、国際電話を手掛ける企業は、無料に対抗する付加価値的サービスと低価格を組み合わせないと、生き残れないという状況になっています。

そして可能性は低いかもしれませんが、LINEからの国際電話が全面的に無料となったら、日本の国際電話の業界地図が一気に書き換わる可能性もあります。

国際電話通話0円が当たり前という時代が、今後到来する可能性は否定できません。

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