着物買取の料金相場はいくら?着物買取業者の料金価格比較と高額買取のコツ

このエントリーをはてなブックマークに追加

なかなか着る機会がない着物は、保管の手間や手入れに手間がかかり、タンスの肥やしになりがちです。

そんな着物たちを処分したいと思っている方も多いと思いますが、おさがりの着物や思い出のある着物など、ゴミとして処分してしまうのは後ろ髪を引かれてしまいます。

そこで検討したいのが着物買取業者の利用です。

大切な着物たちも、ニーズがあればお金になります。

では、どの方法で着物を買い取ってもらえばいいのでしょうか。

着物買取の料金相場を調査しました。

リサイクルショップによる着物買取の料金価格比較データ表

たくさんのリサイクルショップがありますが、調査をしてみると、着物の買取をしているリサイクルショップは意外と少ないことが判明しました。

そこで、リサイクルショップによる着物買取の料金価格を比較するにあたり、今回は総合リサイクルショップとして有名な「ハードオフ」グループの、主に衣類や生活用品などを扱う「オフハウス」の着物買取の料金価格を比較してみました。

但し、ホームページ上に買取価格の掲載はありませんでしたので、一般的なリサイクルショップの買取価格である、販売価格の5%~15%の間を取って、販売価格の10%を買取価格として計算しました。

リサイクルショップによる着物買取価格表

着物の詳細 販売価格 販売価格の10%
反物 8,640円 864円
訪問着 108,000円 10,800円
訪問着 162,000円 16,200円
振袖3点セット 32,400円 3,240円
本大島紬訪問着 43,200円 4,320円
振袖3点セット 32,400円 3,240円
正絹 仮絵羽 48,600円 4,860円
正絹 仮絵羽ね 16,200円 1,620円
正絹 紗 反物 27,000円 2,700円
本場大島紬 反物 48,600円 4,860円
本麻 反物 54,000円 5,400円
伊勢型 江戸小紋 16,200円 1,620円
色無地 10,800円 1,080円
袷3点セット 19,440円 1,944円
大島紬 27,000円 2,700円
色無地 10,800円 1,080円
大島紬 108,000円 10,800円
振袖 32,400円 3,240円
大島紬 32,400円 3,240円
大島紬 37,800円 3,780円
反物 紅花染 21,600円 2,160円
本塩沢 反物2本セット 86,400円 8,640円

リサイクルショップの着物買取平均価格相場

オフハウスの着物買取価格は、あくまでも販売価格の10%を買取価格としたものなので、実際の買取価格とは若干の差が生じる可能性が高いです。

また、着物の生地素材や状態、作家などによっても買取価格が変わってきます。

こういった前提があることを理解した上で、リサイクルショップによる着物買取の平均価格相場を見てみましょう。

リサイクルショップのオフハウスでは、振袖や訪問着の他に反物の取り扱いもありました。

反物は1本あたり1,000円~5,000円前後が買取の平均価格相場です。

振袖や訪問着は1着あたり、1,000円~10,000円台が平均価格相場となっています。

オークションによる着物買取の料金価格比較データ表

私たちの身近にあるオークションと言えば、ヤフーオークションが有名ではないでしょうか。

ヤフーオークションでも着物の売買が可能となっています。

そこで、ヤフーオークションによる着物の落札価格を調査しました。

ヤフーオークションによる着物の落札価格一覧

着物の詳細 落札価格
夏着物 正絹絽生地 未使用しつけ付き 1,000円
打掛 振袖 着物 1,200円
手描き付下げ訪問着袷着物 4,810円
訪問着袷着物 金彩加工 手刺繍 2,670円
夏絽小紋の着物仕立て上がり 8,000円
訪問着袷着物 手書き 金彩 8,810円
単衣着物 正絹 更紗染柄 未使用しつけ付き 1,500円
反物 小紋着物 正絹 5,000円
色無地 破れ切り箔地紋 紋なし 袷 正絹 2,000円
振袖 1,000円
麻地 染小紋 11,600円
夏着物 紗紬 5,250円
辻が花 絞り柄 正絹 袷 29,500円
本場奄美大島紬 立桶文 反物 6,750円
正絹袷着物 色無地 紋無 中古品 7,000円
絽 小紋 正絹 中古 12,000円
打掛 振袖 ラメ着物 3,200円
袷 小紋 5,000円
反物 小紋着物 正絹 1,000円
黒留袖(正絹・五つ紋・比翼仕立て)刺繍 花鳥鏡裏文 金彩 4,600円

オークションによる着物買取の平均価格相場

オークションによる着物買取の平均価格相場は、着物・反物問わず1,000円~10,000円以内です。

状態が悪いものやハギレとして使用するものであれば1円で落札されていたり、反対に状態の良いものや作家ものなどによっては10,000円越えで落札されていたりと、幅広い価格で落札されています。

ネット買取専門店による着物買取の料金価格比較データ表

リサイクルショップやオークション以外にも、ネットから買取を申し込むことができる着物買取専門店もあります。

では、ネット買取専門店による着物買取の料金価格はいくらなのでしょうか。

いくつかのネット買取専門店の買取価格を紹介します。

着物買取プレミアム

着物の詳細 買取価格
本場久米島紬他数点の織り着物 58,000円
友禅の訪問着含めた多数の染め着物 31,000円
証紙付き大島紬やざざんざ織などの和服類 65,000円
スワトウの訪問着を含む多数の和服類 54,000円
結城紬や大島紬などの織り着物複数枚 59,000円
本場結城紬や米琉紬などの織り着物 50,000円
有名作家もの含む訪問着複数枚 91,000円
生紬や結城紬を含む織り着物 49,000円
作家ものやスワトウ刺繍を施した訪問着など 53,000円
織り着物複数枚と本場久米島紬 71,000円

着物買取プレミアムの買取申し込みはコチラ

バイセル

着物の詳細 買取価格
9マルキ大島紬や珍しい刺繍が入った訪問着など希少な着物複数枚 185,000円
十日町友禅の訪問着や伊勢型小紋など 63,000円
成人式で着用した振袖をはじめとした着物類 97,000円
加賀友禅の色留袖や辻が花訪問着、千總の振袖など 173,000円
スワトウ刺繍の訪問着をはじめ渋染め色違いが特徴の小紋など 58,000円
大島紬複数枚 54,000円
友禅の訪問着や琉球絣、有名作家の逸品など多数 120,000円
牛首紬と有名作家小紋、全て証紙付き未使用3点 80,000円
辻村寿三郎や金糸を使用した着物2点 54,000円
本場結城紬、本場大島紬、牛首紬など全て証紙付き 210,000円

バイセルの買取申し込みはコチラ

久屋

着物の詳細 買取参考価格
由水十久(訪問着) 200,000円
久保田一竹(訪問着) 100,000円
牛首紬(訪問着) 80,000円
結城紬(重要無形文化財) 100,000円
琉球紅型 70,000円
久米島紬 60,000円
本場加賀友禅(訪問着) 50,000円~200,000円
振袖 10,000円
付け下げ・訪問着 10,000円
黒留袖 6,000円
小紋 6,000円
7,000円

久屋の買取申し込みはコチラ

FUKU CHAN

着物の詳細 買取価格
大島紬 証紙付きなど10点 270,000円(1点あたり約27,000円)
加賀友禅1点 小紋2点 84,000円(1点あたり約28,000円)
久保田一竹 一竹辻が花 280,000円

FUKU CHANの買取申し込みはコチラ

※振袖・付け下げ・訪問着・黒留袖・小紋・紬などは、汚れ・傷のない商品で比較的最近(過去10年以内程度)に作られたもののお値段目安です。

ネット買取専門店による着物買取の平均価格相場

ネット買取専門店の着物の買取実績や買取参考価格を見てみると、人間国宝や伝統工芸品、落款や証紙のある着物は高価買取が期待できることが分かります。

また、高価買取が期待できるもの以外でも、状態や数によってはそれなりの値段がつくようです。

ネット買取の着物専門店では、一度に複数の着物の買取が行われているようで、まとめて値段がついています。

まとめて買い取られる着物の中には、高値が付く作家ものなどがあったり、状態の差もあったりします。

着物1着あたりの平均価格相場は計算することはできませんでしたが、作家ものや伝統工芸品などが含まれていると10万円超えは当たり前で、枚数によっては数十万円もの値がついています。

一般的な着物であれば、状態や枚数によって3万円台~5万円台が平均価格相場となっているようです。

リサイクルショップ、オークション、ネット買取専門店それぞれの方法による平均買取価格相場

これまで、リサイクルショップ、オークション、ネット買取専門店の着物買取平均価格相場を紹介してきました。

では、それぞれの方法による平均買取価格相場はどう違うのでしょうか。

一覧にして比較したものは以下の通りです。

リサイクルショップ 1,000円~10,000円台
反物は1,000円~5,000円
オークション 1,000円~10,000円以内
ものによっては1円
作家ものなどは数万円の値がつくものも
反物は1,000円~10,000円以内
ネット買取専門店 作家ものや伝統工芸品は100,000円超
複数枚の買取が基本で30,000円~50,000円
一般的な着物は状態の良い比較的新しいもので6,000円~10,000円

リサイクルショップ、オークションともに平均買取価格は1着あたり1,000円~10,000円前後ですが、ものによっては1,000円にも満たない買取価格の場合もあります。

ネット買取専門店は、着物を専門とした買取店が多いので、良いものには高値がつきますが、一般的な着物であればリサイクルショップやオークションとそこまで大差のない買取価格となっているようです。

ここまでの結果から見て料金と内容のバランスが良いおすすめの着物買取先はどこ?

リサイクルショップ、オークション、ネット買取専門店ともに、1着あたり数千円~1万円が平均買取価格となっており、そう大差はないように思います。

しかし、作家ものや伝統工芸品などは、リサイクルショップでは着物に精通した査定士が必ずいる訳ではないので、適正な査定が行われない可能性が高く、高値はつかないと思っておいた方が良さそうです。

オークションに関しては、着物の価値が分かる人がオークションを利用していれば、着物によっては入札も多くなり高値が付く場合もありますが、基本的に1,000円~10,000円以内の着物の落札が多い傾向にあるので、高価買取を期待している人には納得できない結果になるかもしれません。

そう考えると着物買取で一番おすすめなのが、ネット買取専門店ではないでしょうか。

作家ものや伝統工芸品、状態や素材、落款や証紙の有無などを、きちんとプロの査定士が査定してくれるので、適正価格で買取を依頼することができます。

また、着物によっては高価買取も期待できますし、宅配買取や出張買取が可能なので、店舗に持ち込む必要のあるリサイクルショップや、梱包や発送手配が必要なオークションに比べると手間や余分な出費の必要がありません。

では、どのネット買取専門店を利用すればいいのでしょうか。

料金と内容のバランスが良いネット買取専門店を紹介します。

バイセル

CMでも有名なバイセルは、着物の出張買取で評価の高い着物買取業者です。

出張買取に抵抗がある方には、宅配買取や持ち込み買取という選択肢もあります。

各種手数料が0円で、全国対応しているので気軽に利用することができます。

また、他店より買取金額が1円でも安ければ全品返却してくれるので、買取金額に不満がある場合でも安心です。

クーリングオフ制度やお客様相談室などのサポートが充実しているので、初めての方におすすめの着物買取業者です。

買取方法 出張買取・宅配買取・持込み買取
買取時に用意するもの 査定商品・本人確認書類・宅配査定書類一式(宅配買取の場合)
支払方法 現金・銀行口座振り込み・
買取できる着物の種類 留袖・振袖・訪問着・付け下げ・小紋・色無地・紬・友禅・上布・沖縄着物・アンティーク・男性着物・作家着物・袋帯・名古屋帯・丸帯・半幅帯・反物・和装小物・和装上着
買取できるもの 証紙や証明書がない着物・シミのある着物・柄や色が古い着物・大量の着物・紋付の着物・仕立てる前の反物・帯だけ
買取できないもの 喪服やウールの着物・キズ、汚れ、カビ、シミがひどいもの・においがひどいもの
査定結果 電話報告(宅配買取の場合)
手数料 相談お見積り・出張訪問・宅配送料・キャンセル料・査定・鑑定・買取手数料全て無料
宅配買取送料 キャンセル時や値段がつかなかった時の返送料のみお客様負担
問い合わせ実績 月間2万件以上(着物以外の問い合わせも含む)

バイセルの買取申し込みはコチラ

久屋

久屋は、着物買取のヤマトクのグループ会社が運営している、宅配買取のみを行っている着物買取業者です。

買取目安の金額がホームページに提示されているので、どれくらいの値段がつくのか大体の金額が把握できます。

沖縄県と一部の離島は買取対応外ですが、全国どこの地域でも宅配買取を依頼することができます。

他店で値段がつかなかった着物に値段がついたり、ウールや化学繊維の着物も査定の対象だったりと、買取範囲の幅広さが特徴的な着物買取業者です。

値段がつかないものでも無償で引き取ってくれるので、処分に困った着物の査定・買取にもおすすめです。

買取方法 宅配キット申込・集荷申込
買取時に用意するもの 買取依頼書・身分証明書のコピー
支払方法 口座振り込み
買取できる着物の種類 小紋・無色地・振袖・付下げ・訪問着・留袖・長襦袢・コート・道中など着物全般・つけ帯・なごや帯・丸帯・袋帯・半幅帯・博多帯・単帯・兵児帯・角帯など帯全般・反物・帯締め・帯揚げ・帯留め・帯枕・腰紐・伊達衿・半襟・足袋・草履・バッグ・子供着物・扇子・着物ハンガー・風呂敷・ふくさ・簪・巾着・コーリンベルトなど和装小物全般
高価買取できるもの ブランド品・人間国宝品・伝統工芸作家品・有名染色作家品・本場結城紬・久米島紬・本場加賀友禅・証紙と着物がセット
値段がつきにくいもの 汚れやシミが目立つもの・痛みが激しいもの・30年以上前に作られた古い着物・ウールや化学繊維
査定結果 メール・電話
手数料 査定料無料・宅配キット無料
宅配買取送料 無料(返却時の返送料は依頼者負担)
買取実績 毎年取引5000件以上

久屋の買取申し込みはコチラ

FUKU CHAN(福ちゃん)

買取実績が200万点を超えるFUKU CHAN(福ちゃん)は、目利きの高い査定士が揃っているので高値がつきやすい特徴があります。

FUKU CHANは、着物の販売経路が豊富で、海外にも着物を流通させているため、多少の汚れがあるものでもそれなりの値段がつくようです。

特に、作家ものや伝統工芸品には高値がつきやすいので、これらの着物を処分したい方にはおすすめの着物買取業者です。

また、ウェブ査定も行っているので、出張買取や宅配買取が不安な方は、事前に着物のおおよその値段を把握し、買い取ってもらうかどうかを考えることもできます。

買取方法 出張買取・宅配買取・店頭買取
買取時に用意するもの 査定申込書・本人確認書類(コピー)
支払方法 口座振り込み
買取できる着物の種類 留袖・振袖・訪問着・付け下げ・小紋・作家着物・帯(丸帯、袋帯、名古屋帯など)・和装小物(簪、帯留、帯締め、草履など)・紬・友禅
買取できるもの シミや色あせなど状態不良で他店が買取出来なかった着物・古い着物・証紙無し・紋入り
買取できないもの 状態によっては買取できないものもあり
査定結果 電話・メール
手数料 出張費・キャンセル料・査定料・宅配キット・電話代無料
宅配買取送料 無料
買取実績 200万点

FUKU CHANの買取申し込みはコチラ

着物を高額買取してもらうためのコツは?

少しでも高く着物を買い取ってもらいたい!という方のために、着物を高額買取してもらうためのコツを紹介します。

良い状態で査定してもらう

着物の買取で一番重要視するのが、着物の状態が良いかどうかという点です。

着物の状態が良いと高額買取に繋がります。

では、どういった着物が良い状態なのでしょうか。

【良い状態の着物】
・シワがない
・色落ちがない
・シミがない
・虫食いがない
・汚れやカビが付着していない
・匂いがない
・着用回数が少なく劣化していない

このような状態の着物は高額買取が期待できます。

状態の良い着物は、日頃のお手入れが重要になってきます。

箪笥にしまう前に、日陰の風通しの良い場所で干したり、着物専門のクリーニングに出したりするようにしましょう。

また、シワがつかないように正しく畳んでしまうことも大切です。

長期保存は劣化進んでしまう可能性もあるので、着る予定がない着物は状態が良いうちに、早めに買取してもらうといいでしょう。

証紙をつける

着物の証紙とは、着物が本物であるという証明してくれる証明書のようなものです。

産地や織元、ブランド、染め方などが記載されています。

厳しい審査に合格した着物に、織り元や織物工業組合等が発行しています。

証紙がなくても着物買取は可能ですが、証紙がついていることで誰が見ても本物だと分かることから、市場価値が高くなりやすく、高価買取が期待できます。

証紙は、ブランド物のギャランティーカードやダイヤモンドの鑑定書などと同じような扱いになります。

但し、証紙が元からついていない着物もあるので、証紙がないものでも買取をして貰えます。

サイズが大きい着物を選ぶ

昔に比べると日本人の平均身長は高くなっており、現在の日本人に合うサイズの着物需要が高まっています。

そのため、昔の人の平均的なサイズの着物は、今の日本人には小さいため高額買取は期待できません。

逆に今の日本人の体型に合う大きいサイズの着物であれば、需要があるので高額買取が期待できます。

最近は日本人だけでなく、日本の文化に興味を持つ外国人からも着物の需要が高まっており、より大きいサイズの着物が好まれる傾向にあります。

また、大きいサイズの着物は丈詰めで調整できるので、適応サイズが幅広いという点でも高額買取が見込めます。

小物も一緒に査定に出す

着物だけでなく、帯や草履、バッグ、帯留めなどの小物がある場合は、着物と一緒に査定に出すと査定額アップが期待できるのでおすすめです。

なかなか値がつきにくい小物も、着物と一緒であれば買取してくれる場合があるので、僅かかもしれませんが買取額アップを目指すなら、手持ちの小物類も一緒に査定に出してみてください。

生地をチェックする

着物の生地には、絹や木綿、麻、ウール、ポリエステルなど、さまざまな素材が用いられています。

その中でも「正絹(しょうけん)」は高額買取の対象です。

正絹は絹100%の生地なので、高級感があり肌触りや手触りが最高です。

また、着崩れしにくく、保湿性や通気性が高いので、季節を問わず快適に着用できる機能性の高さもあります。

このような正絹の良さが、高額買取の対象になっているようです。

ウールやポリエステルは買取不可や、価格がついても小額傾向にあるので、高額買取が可能な正絹の着物を中心に買取依頼をするといいでしょう。

着物買取専門店に依頼

着物は非常に奥深く、種類や生地が豊富で、染物や織物、作家物、伝統工芸品、アンティークなど市場にはいろんな着物が溢れています。

そんな着物の価値を査定できるのは、着物の専門家です。

基本的に着物買取専門店には、着物の専門家が査定員として常駐しているので、きちんとした査定を行ってくれ、適正価格はもちろんですが高額買取も期待できます。

着物の専門家がいないリサイクルショップや買取店などは、相場や価値を無視した査定が行われる可能性が高く、良い着物も安値で買取される恐れがあります。

高額買取を希望する方は、着物査定員が在籍する着物買取専門店を利用することをおすすめします。

買取の時期を見極める

着物も洋服同様、季節によって着るべき着物が異なります。

夏の着物なら夏が始まる前の春頃に買取に出す、といった具合に、シーズンより少し前に買取依頼すると、買取してもらいやすく更に高額買取が可能です。

無料査定の利用

多くの着物買取店が無料査定や無料見積もりを行っているので、これらの無料サービスを有効活用しましょう。

無料査定や無料見積もりをしたからといって、必ず買取してもらう必要はありません。

キャンセルも可能なので、いくつかの着物買取店に査定や見積もりを依頼して比較することで、一番高値で買取してくれる着物買取店を見つけることができます。

このように、着物買取にはさまざまな高額買取のコツがあります。

うまく活用して高額買取を目指してください。

着物で高額買取してもらいやすいおすすめの商品は?

種類が豊富な着物の中には、高額買取してもらいやすい着物があります。

では、一体どのような着物が高額買取してもらいやすいのでしょうか。

高額買取してもらいやすいおすすめの商品を紹介します。

留袖

留袖は、慶事の第一礼装として格が高い着物です。

留袖の中でも黒留袖は最も格が高い着物で、結婚式や披露宴で既婚の親族が着用します。

色留袖は、未婚既婚問わず着ることができる黒以外の着物です。

礼装として着用する着物なので需要があり、有名作家の作品や品質が良いものが多いので高額買取してもらいやすいです。

振袖

振袖は、未婚女性向けの着物の中で最も格式が高い着物です。

慶事やお茶会などで着用され、とても華やかな色柄が特徴的です。

大振袖・中振袖・小振袖の3種類があり、袖が長いほど高額買取されています。

振袖の価格自体が高いので、中古でも高値がつきやすいのですが、特に作家物や老舗呉服店で仕立てられた振袖は高額買取が期待できます。

作家物

着物作家が作った着物を「作家物」といいます。

作家物は、高い技術を持った着物作家が時間や手間などをかけて制作するため、価値の高い着物として評価されています。

特に人間国宝に認定されている作家の着物は価値が高く、中古品でも高額買取してもらいやすいです。

中古市場で需要があり、高額買取が期待できる代表的な作家は以下の通りです。

・小宮康孝
・木村雨山
・羽田登喜男
・由水十久
・志村ふくみ
・久保田一竹
・喜多川俵二
・森口華弘
・藤井寛

更に証紙があると買取額がアップします。

伝統工芸品

伝統工芸品の着物は、国や自治体によって指定されている、その地域に昔から伝わる高度な技術と経験によって制作される名産品のことをいいます。

特に有名なのが、紬や友禅、上布などで、海外の着物コレクターからの人気が高く高額買取が期待できます。

(紬の種類)
結城紬・大島紬・塩沢紬・牛首紬など

(友禅の種類)
京友禅・加賀友禅・東京友禅など

(上布の種類)
近江上布・越後上布・宮古上布など

特にこれらの伝統工芸品は人気、買取額共に高いです。

訪問着

訪問着は、未婚・既婚問わず着用でき、華やかな場面にも合う巡礼装の着物です。

結婚式や学校行事、パーティーなど幅広い着用シーンがあり、若い方から高齢の方まで年齢を問わず着用できることから需要も高いです。

訪問着と言っても、ポリエステル素材は価値がなく値段がつきませんが、正絹のものは高額買取が期待できます。

有名呉服店の着物

千總・志ま亀・紬屋吉平・銀座むら田など、老舗呉服店や有名呉服店で購入した着物は高額買取が可能です。

高額買取のためには、畳紙や購入時の付属品が揃っていることが条件です。

アンティーク着物

昭和初期以前の着物をアンティーク着物といいます。

アンティーク着物は、大量生産の技術がない大正や昭和初期に制作されています。

そのため、刺繍や染めなどに大変手間をかけており、大正ロマンや昭和モダンといった特徴的な柄が印象的な着物です。

現在、このようなレトロな着物の人気が高まっており、高額買取が可能となっています。

着物の買取してもらえないケースいろいろ

着物といえば高価なイメージが強いため、どんなものでも買取してもらえると思いがちです。

しかし、買取してもらえない着物もあるので、買取依頼をする時は注意が必要です。

では、どのような着物が買取してもらえないのでしょうか。

ひどい傷みや汚れがある着物

着物買取店によっては、多少の傷みや汚れはクリーニングや手入れ次第で売り物になるため買取可能としています。

しかし、売り物にならない程のひどい傷みや汚れがある場合は買取してもらえません。

【具体的なひどい傷みや汚れの例】
・広範囲のシミや表側にある目立つシミ
・刺繍部分にかかっているシミ
・変色
・色あせ
・カビ

上記のような状態が見受けられるものは買取が難しいです。

ひどい匂いがする着物

クリーニングで落ちるような匂いであれば、査定時にクリーニング代を差し引いて買取してもらえますが、クリーニングでも落ちないような匂いがする着物は買取してもらえません。

例えば、カビの匂いや防虫剤の染みついた匂いなどです。

着物にカビが発生していなくても、一緒にしまっていた着物にカビが発生していた場合、そのカビの匂いが他の着物に移っていることがあります。

また、長期間着用せずにしまっていた着物は、状態は良くても防虫剤の匂いが染みついている場合があります。

こういった着物は買取ができないので、保管方法には注意してください。

化学繊維やウールの着物

着物買取店によっては、化学繊維やウールの着物の買取を行っているところもありますが、多くの着物買取店が化学繊維やウールの着物は買取不可としています。

まず化学繊維の着物は、元々の値段が安いため値段がつきにくいという点で買取不可になるようです。

また、正絹を好む着物愛好家からの人気がなく需要がないという点でも買取不可になるようです。

但し、ブランドやデザインによっては化学繊維の着物でも値段がつく場合があります。

次にウールの着物ですが、化学繊維と同様、元々の値段が安いために値段がつきにくい点が挙げられます。

他にも、虫食いのリスクが高く虫が増えやすい素材であること、虫対策のために防虫剤を使ったり、湿気対策のために乾燥材を使ったりしなくてはいけないので、匂いがつきやすく管理が大変なことなどが挙げられます。

ウールの着物は冬場に着るのにもってこいなので、全く需要がないわけではないのですが、販売価格の割に買取業者側のリスクや管理などの負担が大きいため、買取不可としている買取店が多いようです。

喪服

葬式や通夜で着用する喪服ですが、家紋を入れて仕立てるため中古品に関しては購入できる人が限定されてしまいます。

また、喪服は着物愛好家にも好まれませんので、買取不可としている着物買取店が多いです。

但し、一部の買取業者では買取を実施しているので、全く買取してもらえないわけではありません。

サイズが小さい着物

現代女性の平均身長が155~160センチ前後なので、着物の着丈は最低でも160センチ程度は必要です。

大きい着物であれば、着付けの際に調整することができるのですが、小さい着物は着付けでの調整が難しく、現代女性に合わないことから需要があまりありません。

また、縫込み部分があればほどいて丈を長くすることが可能なのですが、これらの作業には多額のコストがかかるため、買取を避ける傾向にあります。

このように、状態が悪すぎるものや需要がないものなど売り物にならない着物は、殆どの着物買取店で買取を行っていません。

買取してもらえなかった着物を処分するならどうすればいい?

不要となった着物を買取依頼したにも関わらず買取してもらえなかった場合、その着物たちはどのように処分すればいいのでしょうか。

買取してもらえなかった着物の処分方法を紹介します。

買取店で処分してもらう

着物買取店の中には、値段のつかない着物を無償で処分してくれるところがあります。

買取が難しそうな着物がある場合は、処分をしてくれる買取店に依頼するといいでしょう。

処分が可能かどうかは、査定を依頼する前に確認しておきましょう。

オークションやフリマアプリを利用する

オークションやフリマアプリでは、着物買取店では買取できなかったものが意外と売れることがあります。

汚れがひどい着物も訳アリ商品として売れたり、化学繊維の着物は若い層が購入したりと、欲しいと思う人が見つかれば売れる可能性が十分にあります。

但し、出品や梱包、発送は全て自分でしなくてはいけないので、手間がかかるデメリットがあります。

また、きちんと着物の状態を記載しておかないと、後からトラブルになる可能性もあるので注意が必要です。

リメイクする

最近は着物をリメイクして、洋服や小物などにしてくれるサービスがあります。

思い入れのある着物や、汚れや傷みが目立たない部分がある着物なら、リメイクをして着物を有効活用するのも1つの処分方法です。

業者に頼むとリメイク費用がかかりますが、裁縫が得意な方なら自分でリメイクにトライすると費用がかかりません。

処分予定の着物なので、失敗を恐れることなくリメイクにトライすることができます。

捨てる

着物買取店で引き取ってもらえず、更にオークションやフリマアプリに出品してみたもののなかなか売れず、リメイク予定もない場合は、ゴミとして捨てる以外に処分方法はありません。

地域によっては古着や古布などの資源ごみ扱いになるので、事前にお住いの地域の分別方法について確認した上で捨てるようにしてください。

買取店で処分してもらう方法は一番手間がかかりません。

しかし、オークションやフリマアプリはお金になりますし、リメイクは着物を有効活用できるメリットがあります。

総括

着物買取には主に、リサイクルショップ、オークション、ネット買取専門店という選択肢がありますが、一番効率的に高値で買い取ってもらえるのがネット買取専門店です。

着物と一口に言っても、作家ものや伝統工芸品などの高値がつくものから、着物の格によっても買取額は大きく違ってきます。

着物のネット買取専門店なら、プロの査定士による査定が行われるので、適正な値段がつくため安心して利用することができます。

平均買取価格を紹介していますが、これはあくまでも目安です。

状態やモノによっては平均買取価格以上になる場合もあれば、値段がつかないものまでさまざまです。

今回紹介した着物買取業者は、買取価格に不満があれば返却してくれる、高値がつきやすい業者ばかりです。

まずは手持ちの着物がどれくらいの値段になるのかを査定してもらい、買い取ってもらうかどうかをぜひ検討してみてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサーリンク