10万円と言われると、一般の感覚ではかなりの額のイメージを持つ人もいるでしょう。しかし10万円をキャッシングで借りることは、決して難しいことではありません。銀行などの金融機関や消費者金融にお金を借りるにあたって、審査が実施されます。基本的に借り入れ希望額が大きくなればなるほど、審査は厳しくなります。キャッシングの場合、何十万円とか、時に何百万円の借入を希望する人もいます。そう考えると10万円の借入は、決して大きな額ではありません。このため審査も比較的簡単に行われます。
審査の時に必要なのは、申込用紙と本人確認書類くらいのものです。本人確認書類は、運転免許証やパスポート、健康保険証が該当します。運転免許証を持っている人は財布などに入れて常に携帯している人も多いでしょうから、手続きするときに忘れにくいです。しかもキャッシングサービスは現在、インターネットを使った申し込み方法がかなり普及しています。パソコンを使って仕事の合間や自宅から行う以外にも、携帯電話やスマートフォンを使って移動中のちょっとした時間に申し込むのも方法もあります。しかも審査手続きは迅速に処理してくれる所が多いです。
最短で30分、だいたいのケースで1時間前後もあれば手続きは完了します。総量規制といって、貸金業者が融資をする際、申し込んだ人の年収の1/3を上限として貸し出すルールがあります。10万円の場合、年収30万円以上ある人なら借入可能な計算になります。年収30万円なら、アルバイトやパートの方でもクリアできる人はたくさんいるはずです。それでも心配な人がいれば、金融会社の中には模擬審査を導入している所もあります。模擬審査とは、会社のホームページ上で、簡単な質問に答えるだけで融資可能かどうかをその場で判断するサービスです。模擬審査をクリアすれば確実に融資を受けられるという保証にはなりませんが、それでも貴重な判断基準にはなるでしょう。模擬審査の結果融資可能であれば、改めて本格的な申し込みをします。ちなみに審査結果は電話もしくはメールで通知されますから、店舗や自動契約機に一切行かなくてもいいのです。
10万円借入すると、利息が大きくなるのではないかと思う人もいるでしょう。しかし早めに返済をすれば、それほど大きな負担にはなりません。キャッシング会社で多い18%の年利で10万円を借入した場合、1か月間で支払う利息は1479円となります。そこまで大きな負担にはならないでしょう。10万円を実家の両親・兄弟や友人に気兼ねをしながら借金するよりも、この程度の負担で済むのであれば、気が楽だと思います。しかも1ヶ月の返済期限を待たずに先に返済できれば、利息はもっと安くなり、返済額も少なくて済みます。お金ができたら、早めに返済することです。
補足ですが、金融会社のホームページには、返済シュミレーションをできるサイトがあるところがあります。これは、借金返済の最長期限はいつまでで、月いくら支払ったらいいのかをシュミレーションできるシステムです。このシステムを利用し、自分の月収や手取り、生活の状況を考慮しながら、返済の回数や月々の支払いを決めていくといいと思います。当然支払回数が少なければ、金利も低く済むというメリットがあります。