エステのローンが払えない場合の対処方法

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女性なら少しでもキレイになりたいと誰でも思いますよね。そこでエステサロンを利用する方もいると思いますが、1回や2回通ったくらいでは効果はあまり期待できないため続けて通うことが必要です。そうは言ってもエステの施術は高額。

現金払いが厳しい方のために、多くのエステサロンでローンを組んで支払いをすることができますが、このエステのローンが払えなくなってしまったときはどうすれば良いのでしょうか。そうなってしまった時の対処方法について調査してみました。

エステのローンが払えないとどうなるのか

エステのローンは、1回分の施術料よりも毎月の支払額を抑えて支払うことができるため、毎月ある程度の収入がある方であれば利用することが出来ます。

まとまった金額を用意することが難しい方にとっては、とても便利でありがたい制度ですが、途中で支払えなくなってしまった時には、最悪の場合裁判を起こされてしまう可能性があります。

ただし、裁判にまで発展してしまうのは、ローン会社からの連絡を無視していた時や放置してしまった時で、そうなるまでにはいくつかの段階があります。ローンの支払ができなくなってしまった時は、下記のような順で進んでいきます。

1、督促状が送付される
 督促状が送付される前に、携帯電話に連絡が来ることが多いようです。その連絡を放置しているとローン会社から督促状が送付されます。家族にローンを組んでいることを知られたくない人は、督促状が付く前に対処することが必要です。

2、ローンの残金を一括で支払うように督促が来る
 督促状で指定されていた期日までに入金が確認されないときや、ローン会社の連絡を放置していると「期限の利益」が喪失し、分割払いができなくなり残っているローンを一括で払うように請求がきます。

3、ブラックリストに載ってしまう
 滞納を続けていると、そのことを信用情報機関に通告されブラックリストに載ってしまいます。ブラックリストに載ってしまうと、新たにクレジットカードが作れなかったり、ローンが組めなくなってしまったりします。

4、裁判所に訴えられる
 ずっと滞納をしていると、最終的には裁判所に訴えられ、預金口座、家や車、家電などの差し押さえ(強制執行)が行われます。

ローンが支払えなくなったときは多くの場合で上記のような流れになりますが、返済が滞った時点で、「遅延損害金」が発生する場合がほとんどです。

遅延損害金が発生してしまうと、元本よりも遅延損害金の支払いが優先されてしまうため、支払いをしても元本が減らないという事が起きる可能性があるので注意が必要です。また、期限の利益を喪失した段階でエステも強制退会となる場合が多いようです。

支払いが遅れてしまいそうなときや滞納してしまったときは、ローン会社からの連絡は放置せずに、必ずなんらかの対応をするようにしましょう。

エステのローンの支払いを待ってもらうことは可能なのか?

基本的には支払いを待ってもらうことはできませんが、ローン会社によっては支払日よりも前に返済が遅れてしまうことを連絡すると待ってくれる場合があるようです。連絡する際は、「なぜ遅れてしまうのか」「いつ支払いができるのか」を伝える必要があります。

特に、ローン会社にとっては「いつ支払いができるか」が重要になります。返済日から1週間程度の遅れであれば、ほとんどの場合で了承してもらえるようですが、2週間程度の遅れの場合は遅延損害金の分も含めた支払いをすれば、3週間以上だと待ってもらえないことが多いようです。

また、支払いに無理があると思ったときは滞納する前であれば、エステのコースをもっと安いコースへ変更してもらえる場合もあります。返済が遅れてしまいそう、払えなそうなときは「支払日よりも前」にローン会社かエステサロンに相談してみるのをおすすめします。

滞納しているエステローンの免除は可能なのか?

残念ながら、滞納してしまったエステのローンが免除されるということはありません。ただし、専門家に相談をして「任意整理」をすると、滞納した日から入金日までに発生していた遅延損害金や、利息分は免除してもらえることが多いようです。ローンを組んでしまった以上、支払い義務が生じることを忘れないようにしましょう。

エステローンの未納分割払いは可能なのか?

ローンを滞納してしまった時、その滞納分とその月の支払い分を払うのは厳しいため、滞納分を分割してもらえるとかなり助かります。もし分割してほしいときは、ローン会社に連絡して分割してもらえるか相談してみましょう。絶対ではないもののローン会社によっては希望を聞いてもらえることがあるようです。連絡する際には、

◯滞納した分は毎月どれくらい支払えるのか、
◯滞納した分はどれくらいの期間で返済できるのか

を伝えるようにしましょう。ただし、滞納期間が長くなりすぎると「一括返済」するように言われたり、「遅延損害金」が大きくなりすぎて月々の返済では滞納分が減らなかったりするということがあります。連絡をしにくいとは思いますが、分割をお願いするときには出来るだけ早くローン会社に相談するようにしましょう。

エステのローンが払えないときに助けてもらえる各種制度の紹介

エステのローンが支払えなくなってしまったときに一人で悩んでいても何も解決しません。ローンが支払えなくなってしまったときには、さまざま救済制度があるので活用しましょう。

クーリングオフ制度

エステの体験に行った後にその場の雰囲気や勧誘を断れずに契約してしまい、自宅に帰ってから後悔してしまう方もいると思います。ローンが支払えるか不安でエステに通うのをやめたいと思った方は、クーリングオフ制度を利用することが出来ます。

クーリングオフは、賠償金や違約金を支払う必要がなく、それまでに支払った代金は全額返金される制度です。ただし、クーリングオフをするためには、下記の適用条件があります。

◯契約書を受け取ってから8日以内である(契約書をもらっていないときは、契約してから8日以上経っていてもクーリングオフすることが出来ます)
◯契約金額が5万円をこえる契約
◯契約期間が1ヶ月を超える契約

契約した書面を受け取った日を1日目として数えるので、月曜日に契約書を受け取ったら翌週の月曜日が8日目の最終期限日になります。

引用:痩身エステの契約をクーリングオフしたい場合の手続き方法 – 楽痩せダイエットまとめ

これらの条件が全て当てはまっていれば、クーリングオフすることが出来ます。クーリングオフをするときは、契約から8日以内にエステサロンとローン会社に必ず書面で契約解除の通知を郵送してください。

中途解約

すでに契約から8日が過ぎてしまっているときや、コースの途中で支払いができないと思ったときには、中途解約をすることが出来ます。契約期間内であれば解約することができ、実際に利用した分を引いた金額が返金されますが、最大2万円の違約金が発生します。中途解約の方法や戻ってくる金額など、エステサロンによって規定があるので解約をする際はよく契約書を確認するようにしてください。

任意整理

エステに通い終わった後や途中で行かなくなってしまいローンだけが残り支払いができなくなってしまったときには、弁護士や司法書士に相談をして任意整理をしてもらうことができます。任意整理は、裁判所を通さなくてもいいため手続きが簡単で、もし毎日のように督促の電話が来ていたときは、すぐに取り立てをストップさせることが出来ます。

また、損害遅延金やこれからかかる利息分を免除してもらえ、残っている金額を3年~5年で分割して支払うことができるため、月々の支払額を少なくすることができます。ただし、この制度に強制力がないため、ローン会社が任意整理に応じない場合は利用することが出来ません。また、弁護士費用に2万円~4万円程度かかります。

特定調停

「特定調停」は「任意整理」と似た制度で、将来かかる利息分を免除してもらえ残りの金額を3年~5年で分割して支払う事ができるようになる制度ですが、任意整理が裁判所を介さないのに対し、特定調停は裁判所を介しローン会社と話し合いを行います。

弁護士へ依頼する必要がないので、数千円の費用しかかかりませんが、その分自分で手続きを行い、裁判所へ出廷する必要があります。また、裁判所を介して手続きするため、取り立てが止まるまでに少し時間がかかります。

費用はあまりかかりませんが、手間や時間を考えると「任意整理」がおすすめです。ただし、すでに差し押さえなどの強制執行が行われているときには、強制執行停止機能がある「特定調停」を利用するのがいいでしょう。

個人再生

この「個人再生」も裁判所を介して手続きを行います。今まで紹介した制度よりも、支払額を大きく減額することができるのがメリットですが、「再生計画案」を提出する事もあるため手続きが難しく弁護士に依頼するのが必須となり、手続き期間が長くかかるためその分弁護士費用が高くなってしまうことがあります。

また、エステのローンの他に借金があった場合は、その借金も整理対象となるため、エステのローンだけをピンポイントで返済することができません。あまりに高額なエステのローンを組んでしまったときや、他の債務もどうにかしたいときには、この制度を利用するのもいいかもしれません。

自己破産

債務整理の制度の中で一番聞き覚えがあるのが、この「自己破産」かもしれません。借金を背負ってしまい支払えなくなってしまったときは自己破産をすればいいと思っている方もいるかもしれませんが、自己破産をするためには条件があり、「収入に見合わない浪費」は自己破産の免責が認められません。

残念ながらエステで作ってしまった借金も浪費によって出来たものとみなされることがあるようです。自己破産が認められるかは、対応した裁判所に委ねられますが、エステのローンだけでは自己破産をするのは難しいかもしれません。

※任意整理、特定調停、個人再生、自己破産は、信用情報機関に情報が登録されてしまうため、いわゆるブラックリストに載ってしまいます。約5年間は新たにカードを作ったり、借入ができなくなったりするのを覚えておきましょう。

エステのローンが払えないときの良い対処方法

もしエステのローンが払えなくなってしまったときには、どのように対処すればいいのでしょうか。良い対処方法について調べてみました。

滞納する前にローン会社に連絡をする

ローンの支払日に支払いが出来ないと思ったときは、滞納する前にローン会社に連絡するようにしましょう。連絡するのには勇気がいるかも知れませんが、滞納する前であれば支払日を少し遅らせてもらえるかもしれません。とにかく「支払う気持ちはある」ということを伝えるようにしましょう。

エステのコース変更や中途解約をする

支払い金額がきつい、このままではいつか支払いができなくなってしまうかもと思ったときは、滞納する前であればエステのコースをもっと金額を抑えたコースに変えてくれるサロンもあります。それでも支払いが厳しいときは、中途解約をしましょう。中途解約は、契約期間を過ぎてしまうとすることが出来ないので注意してください。

家族に相談をする

エステでローンを組んだことを家族に知られたくないと思う方は多いですが、誰にも言わずに自分だけでどうにかしようと思っても限界があります。また、秘密にしていることで気持ち的にも負担が大きいと思います。家族には言いにくいかもしれませんが、相談すればなんらかの協力をしてもらえるかもしれないので、まずは家族に相談することをおすすめします。

専門機関に相談をする

家族に相談できない場合や、相談しても支払いができなそうなときは、弁護士や司法書士などの専門家に相談をしましょう。相談に応じてどんな制度を利用するのが良いのか的確なアドバイスがもらえます。また、すでに電話などの督促が来ている場合には、その督促を止めてもらうことができます。無料で相談できる事務所や、女性スタッフが対応してくれるところもあるので、まずは自分にあった弁護士事務所や司法書士事務所を探すようにしましょう。

エステのローンが払えないときの悪い対処方法

上記では良い対処方法を紹介しましたが、反対にエステのローンが払えないときにやってはいけない悪い対処方法はあるのでしょうか。

ローン会社の連絡を放置する

ローン会社の連絡は、お金の督促だとわかっているだけに出たくない気持ちはわかりますが、放置していると一括請求され最悪財産の差し押さえが起り得ます。ローン会社にとっては貸したお金を回収することが目的なので、連絡が来たときは無視をせずに、期日より少し遅れても支払う気があることを誠心誠意伝えましょう。

違うところでお金を借りる

近いうちに返金できる予定があるのなら、消費者金融などのキャッシングを利用するのも一つの手です。しかし、返済できるあてがないのに、その場を切り抜けるためだけにキャッシングを利用するのはやめましょう。

また、「即日融資」「学生OK」などの甘い言葉で客を集めている闇金には、返金できる予定があっても決して手を出してはいけません。一回利用してしまうと、その後はエステのローンを滞納しているよりもひどいことになってしまうことを覚えておきましょう。

あやしい仕事に手を出す

あまりに高額な報酬の仕事は、自分が希望していないような仕事を無理やりやらされ知らないうちに犯罪に手を貸しているということもあるかもしれません。すぐにお金が必要になったとしても、甘い話に惑わされることなく冷静な判断をするようにしましょう。

エステのローンが払えなくなったらどこに相談すればいいのか

エステのローンの支払いに困っているからといって、一人で悩んでいても解決することは出来ません。どこかに相談することで気持ちも軽くなり、良い解決策が見つかるかもしれません。では、実際にエステのローンが払えなくなってしまったときは、どこに相談すれば良いのでしょうか。

家族

家族には一番知られたくないという方も多いと思いますが、一番親身になってくれるのも家族だと思います。また、家族に知られないように手続きなどを行うのに限界があるかもしれません。まずは、家族に相談してみてください。気持ちが楽になるだけでなく、ローンの支払いを援助してもらえるかもしれません。

消費生活センター

クーリングオフや中途解約を考えているときは、消費者センターに相談してみてください。書面の書き方や手続きの仕方を教えてくれるだけでなく、エステサロンがクーリングオフや中途解約に応じないときは交渉をしてくれます。消費生活センターは各地にあるので近くの相談窓口を利用するか、電話でも相談することが出来ます。

消費者ホットライン:188(局番なし)

弁護士などの専門家

ローンを滞納してしまい、毎日のように督促の電話が来るようになってしまったときは、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。今の状態を相談すれば、その人にあった一番いい解決方法を教えてもらえます。また、任意整理をすることになった場合は、すぐに督促の連絡を止めてもらうことも出来ます。無料相談を実施している弁護士事務所もあるので、まずはそれらを利用してみてください。ただし、中には利益を重視している事務所もあるようです。対応に不安があったときは、いくつか事務所を回ってみるのも良いかもしれません。自分にあった事務所を見つけるようにしましょう。

まとめ

少し前までは「エステ=高額」なイメージが今以上にありましたが、最近では初回500円など安い料金で利用できるエステサロンもあり、どんどんハードルが下がってきました。しかし、本契約となるとやはり数十万円はかかることが多く、それに加えサプリやオプションなどで思っていた以上に大きな金額の契約をしてしまうことがあります。

ローンでなら月々の支払額が抑えられるため、その時はどうにかなると思っていても、大きな借金を抱えてしまったことを忘れてはいけません。また、エステのコースが終わっても支払回数によってはその後何年間もローンだけを払い続けることがあるのということも覚えておきましょう。

今回は、途中でローンが払えなくなった時の対処方法を調査しましたが、一番やってはいけないのはローン会社の連絡を放置することです。いくら無視したところで、借金を踏み倒すことはほぼ不可能なので、滞納してしまったときは早めに対応をするようにしましょう。

エステのローンと言っても、結局は借金をしたことに変わりはありません。借りたものは返すのは当たり前で、返済は義務です。まずは、エステのローンを組むときは長い目で見て返し続けることができるのかをよく考えて契約するようにしましょう。もし、ローンが払えなくなってしまったときは、この記事を参考にして対処するようにしてください。

毎月の支払額が少額であるがために、エステを通い終わったあとでもローンだけが残り、支払い続けなければいけないことを覚えておきましょう。

返済は義務
任意整理でも特定調停でも分割した後の金額の支払能力があることが条件

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