電気料金が払えない場合の対処方法

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毎日の生活に欠かせない電気ですが、諸事情により電気料金が払えなくなった時、その後一体どんなことが起こるのでしょうか。
電気料金が払えない場合に起こってしまうことや、払えない時の対処方法について紹介します。

電気料金を滞納することで電気を止められるのはいつ?

電気料金が払えない状態に陥ったとき、「電気を止められる」といわれますが実際にはどれくらい滞納し続けると電気が止まってしまうのでしょうか。

電気料金の支払い期限

電気料金の支払い期限は、電力会社によって多少の違いはありますが、ここでは東京電力の支払い期限を例にしてご紹介します。

まず、月に1度の検針日に1ヶ月間の電気使用量を計測します。検針日の翌日から数えて30日目を早収期限日といい、この日が電気料金の支払い期限となります。(一回目の支払期限日)

検針日の翌日から数えて31日目~50日目までに支払いを行う場合は、遅収扱いとなり、延滞料金が上乗せされます。検診日の翌日から数えて50日目が、最終期限日(2回目の支払期限日)となり、この日を過ぎると所定の手続きを経て、最終的には電気を止められてしまいます。

電力会社の支払期限についてのキーワード

■早収
検針日の翌日から30日目まで。30日目のことを「早収期限日」という。この日までに納めれば別の費用は発生しない。この30日目が一回目の支払期限日となる。

■遅収
検針日の翌日から数えて31日目から50日目までをいう。この期間に納める場合、一日当たり0.03%の金利が延滞金として上乗せされる。50日目が2回目の支払期限日となる。(最終期限)  

※内容は電力会社ごとに異なる場合がある

<各電力会社の早収期限日と最終期限日>

電力会社 早収期限日 最終期限日 延滞金 特記事項
北海道電力 検診日翌日~20日目 21~50日目 一日につき0.03%
東北電力 検診日翌日~20日目 21~50日目 一日につき0.03% 21日~30日目までは延滞金なし
北陸電力 検診日翌日~20日目 21~50日目 一日につき0.03%
東京電力 検針日翌日~30日目 31~50日目 一日につき0.03% 31日~40日目までは
延滞金なし
中部電力 検診日翌日~20日目 21~50日目 一日につき0.03%
関西電力 検針日翌日~30日目 31~50日目 一日につき0.03% 31日~40日目までは
延滞金なし
中国電力 検診日翌日~20日目 21~50日目 一日につき0.03%
四国電力 検診日翌日~20日目 21~50日目 一日につき0.03%
九州電力 検針日~20日目 21~50日目 一日につき0.03%
沖縄電力 検針日~20日目 21~50日目 一日につき0.03%

※必ずしも、上記期限通りという訳ではありません。電力会社の検針票や振込用紙に記載されている期限を必ず確認するようにしましょう。

延滞をしてしまっている方の中には、しっかり払っているつもりだったのにいつの間にか延滞していたという方もおられます。その場合、考えられることとして以下の原因があります。

1)単純に請求書や支払用紙を忘れて放置している
2)口座振替にしているつもりが残高不足になっていて引き落としできていない
3)クレジットカード払いにしていて何らかの理由でカードが停止になっている

故意に払っていない場合以外でも、このように未払いに気が付いていない場合があります。もし延滞をしているつもりはなくても電力会社から封書等が届いていた場合は支払が出来ていない旨の案内の可能性もあるので必ず中身を確認しましょう。

電気が止められるのはいつ?

最終の支払い期限までに支払いを行わないと、すぐに電気は止められるのでしょうか。
実は、電気はいきなり止まる訳ではありません。送電停止前に、必ず通知書が届くので、いつ頃電気が止まってしまうのか、大体把握はできます。

<各電力会社の送電停止日と通知方法>

電力会社 送電停止日(検針日翌日から起算) 通知方法
北海道電力 50日~ 送電停止5日前に「督促状」
東北電力 50日~ 最終期限日経過後に「電力供給停止の予告について」
東京電力 約60日後 送電停止5日前に「送電停止予告書」
北陸電力 50日~約二週間 送電停止5日前に通知
中部電力 約60日後 最終期限日経過後に通知
関西電力 51日~ 最終期限日経過後に「送電停止に関するお知らせ」
中国電力 約70日後 最終期限日経過後に「送電のお断りのお知らせ通知」
四国電力 約60日後 最終期限日経過後に送電停止の通知
九州電力 約70日後 送電停止5日前に「停止予告通知」
沖縄電力 60~65日後 最終期限日経過後に「送電お断りのお知らせ」

電力会社にもよりますが、最終期限日から数日~20日以内に電気が止まる傾向にあるようです。

通知書には、振込用紙が同封されています。その振込用紙に記載されている支払い期日までにコンビニや銀行で電気料金を払えば電気を止められることはありませんが、ここでも支払いができない場合は、電気の利用停止となります。

電気料金の支払いを待ってもらうことは可能なのか?

上述したとおり、電気料金の支払期日は、?@早収期限日、?A最終期限日、?B送電停止通知が送付された時と、合計3回、電気料金を支払うタイミングがあります。

支払いが難しいことが事前に分かっているのであれば、早収期限日が来る前に電力会社に連絡を取って、交渉をするといいでしょう。送電停止通知が届いてから慌てて電力会社に連絡するよりも、早めに連絡をする方が、少しは印象が良くなります。

かなり厳しい交渉にはなりますが、電力会社側としても払ってもらう必要があるので、事情によっては送電停止日の延長や分割払いが可能になる場合もあります。早い段階で契約している電力会社に連絡するようにしましょう。

電気料金を滞納することのデメリット

電気料金を滞納した場合、一定期間を過ぎると電気が止められることが分かりましたが、電気を止められること以外にもデメリットがあります。

契約解除になる

電気料金を滞納し続けると、電気を止められるだけでなく、電力会社との契約自体も解除されてしまいます。契約の解除は、送電停止から約10日です。

訴えられる可能性もある

電力会社が、債権回収会社に未払分の回収を依頼した場合、債権回収会社の請求にも応じず滞納し続けると、訴訟を起こされる可能性もあります。裁判に負けると、財産の差し押さえが行われるので、大ごとになる前に料金を支払うようにしましょう。

信用情報に傷がつくことも

電気料金を滞納しても、信用情報に傷はつきません。しかし、電気料金の支払い方法によっては、信用情報に傷がついてしまいます。気を付けたいのは、クレジットカード払いで電気料金を支払っている場合です。この場合、クレジットカード会社の支払いを滞納しているので、信用情報機関に延滞の記録が付いてしまいます。

また、裁判を起こされた場合も、信用情報に記録されます。信用情報に記録が付くと、今後ローンを組む際に影響する可能性があるので注意してください。

利息がかかる

早収期限日を越えて、電気料金を支払うと利息が発生します。延滞利息は、1日0.03%(年10%)です。

電気料金が払えないときの良い対処方法

親族に借りる

支払うつもりはあるが手元にお金がないという場合、まずは親族に相談してみましょう。貸してもらえる場合は、給料日まで、といったようにたとえ親族であっても返済予定日をしっかり伝え、できることなら借用書など文字で残しておくことをお勧めします。

ローン会社で借りる

近いうちに入金の予定はあるが、どうしても今すぐには電気料金が払えそうにないという場合には、銀行や消費者金融のキャッシングローンやカードローンでお金を借りることをおすすめします。

入金の予定があれば、すぐにお金を返せるので、利息なども含め返済額は少額で済みます。借入先によっては初めての方に限り一定金額について無利息期間を設けていることもあるので、すぐに返せる方にはおすすめです。

電力会社に支払い期限の延長を申し出る

お金を借りるあてがない場合は、支払いが難しい旨を電力会社に伝え、支払い期限の延長や分割交渉を行いましょう。

事情によっては、支払い期限延長や送電停止日延長になることもあります。HP等で交渉不可となっていても相談に応じてくれる場合もあるので無理だと思わずにまずは電話などで問い合わせてみましょう。

電気料金が払えないときのダメな対処方法

未払いのまま放っておく

電気料金を支払わないまま放っておくと、延滞利息がかかり、電気が止められ、契約解除になってしまいます。最悪の場合、訴えられる場合もあるので、支払いができそうにないと分かった時点ですぐに電力会社に連絡をするようにしましょう。

引越しする

時々、電気料金を滞納したまま引越しをすれば、滞納料金を支払わなくても済むと思っている人がいます。引越しをしたところで電気料金の滞納分が免除されることはありません。

引越し先にも債権業者から督促状が送付されますし、引越し先の電気が止められる場合もあります。また、あまりにも悪質な場合は裁判になることがあったり、それ以降の電気契約に保証人が必要となったりすることもあります。

電気料金が払えなくなったらどこに相談すればいいのか?

電気料金が払えなくなって困ったとき、どこに相談すればいいのでしょうか。

基本的に、電気料金に関しての相談は、契約している電力会社に相談するようにしましょう。何らかの提案や助言をして貰えたり、支払いの延期が可能になったりする場合もあります。

電力会社の相談窓口に取り合って貰えない場合は、お住まいの地域の社会福祉協議会や市役所、民生委員に相談してみてください。絶対に一人で抱え込まず、すぐに解決につながらなくとも相談することが大切です。

大手電力会社以外のお得な電力会社

電力自由化に伴って、大手電力会社の現行プランよりも、料金がお得な電力会社が増えてきています。電気料金の支払いが厳しい場合は、他の電力会社への乗り換えも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

どの電力会社が良いのか迷ったときには、各社の比較やシミュレーションをしてくれるサイトも多くあるので利用してみることをおすすめします。

電力会社 HP
エルピオでんき http://lpio.jp/
Myでんき https://mydenki.jp/
Looopでんき https://looop-denki.com/
ENEOSでんき http://www.noe.jx-group.co.jp/denki/
洸陽電機 http://www.koyoelec.com/
鈴与 http://www.c-denki.suzuyoshoji.co.jp/
auでんき http://www.au.kddi.com/electricity/
ソフトバンクでんき http://www.softbank.jp/energy/special/denki/
HTBエナジー http://htb-energy.co.jp/
比較サイト HP
タイナビSwitch  https://www.tainavi-switch.com/
エネチェンジ https://enechange.jp/
新電力比較サイト http://power-hikaku.info/

まとめ

電気は、照明やエアコン、家電製品、パソコンや携帯電話などになくてはならいなものです。特にオール電化の家庭においては、電気料金が払えなくなって電気が止められたら死活問題です。

電気が止まるのは、水道やガスなどの光熱費の中でも比較的早く、早いところでは検針日から50日程度です。

それまでの間に、何とかお金を工面して支払えればいいのですが、支払いが難しい場合は、そのまま放置せずに電力会社に連絡を入れるようにしましょう。

滞納を続けていると、電気が止まるだけでなく、契約自体が解除され最悪の場合裁判になることもあるので、誠意をもって電力会社に連絡し、支払期限の延長や分割をお願いしてみましょう。

また、最近は電力自由化によって、たくさんの企業が電力事業に参入しており、従来の電気料金よりも安く契約できる電力会社もあります。

毎月の支払いが厳しい場合は、解決策として現在の契約内容を見直すほか電力会社の変更を検討してみてはいかがでしょうか。

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