クレジットカードで使ったお金が払えない場合の対処方法

クレジットカードで使ったお金が払えない場合の対処方法

クレジットカードは、手元のお金がなくても決済が出来る便利なカードです。

最近ではいろんなお店のポイントカードや会員カードがクレジットカードになっていることもあり、何枚もクレジットカードを持っているという方も多くなりました。

しかし、この便利さの一方で、無計画に使ってしまう、ネットショッピングでお金を使っている実感がない、といったことから使いすぎに陥り、支払が出来ないケースも増えています。

そこで、ここではクレジットカードの支払いが出来なかった場合のことについて詳しく見ていきます。

いますぐできる対処法をひとつご紹介

クレジットカードの支払えなくて「どうしよう」とお考えの方も多いと思います。

いますぐできる対処方法として、次の給料日までの間、一時的にカードローンで建て替えるのもアリですね。

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※1)お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

※無理な借入を推奨するわけではありません。ご利用する場合は計画的にお願いします。

クレジットカードで使ったお金が払えないとどうなるのか?

クレジットカードは毎月締め日があり、締め日までの利用分が翌月(カードによっては当月末などの場合あり)の支払日に口座から引き落とされることで決済が完了します。

口座にお金を入れ忘れたなどの理由であれば、その日のうちに入金をすればすぐに再度引き落としがかかることがほとんどで、翌日でもその対応をしてくれる会社もあります。

しかし、ミスではなく支払う分のお金がなく、その後も支払いができない状態が続くとどうなるのでしょうか。

はがきや書面で再度引き落としをする案内が来る

一度支払いが滞ったからとすぐにカードが解約されることはほとんどなく、届け出の住所あてに再度引き落としをする旨の案内が郵送されます。

数日間の猶予があるので、お金を用意できる場合は必ずこの日までに通帳に引き落とし分の金額を入金しておきましょう。

また、会社によっては引き落としではなく振込依頼書を送ってくることがあります。

この場合も、届いたら出来るだけ早く金融機関やコンビニ等、カード会社の指定の方法で振り込みをしましょう。

電話や訪問での督促

再度引き落とし日に支払いが出来なかった場合、電話での督促が始まります。

これは支払が完了するまで何度もかかってきます。

電話に出ないことでさらに印象は悪くなるので、必ず電話には出て、支払の目途を伝えましょう。

電話で連絡が付かない場合は訪問での督促もあり得ます。

書面での通知

督促と併せて書面で強制解約や裁判に入るといった通知が届きます。

この通知内容にも最終の支払期限が記載されており、その日までに支払いを済ませれば裁判などにはなりません。

強制解約

電話での督促や書面での通知でも支払いがされなかった場合、クレジットカードを強制解約されます。

そのカー会社でのクレジットは二度と作れなくなりますし、他のクレジットカードも新規入会はかなり厳しくなるでしょう。

一括での支払いを求められる

強制解約になったからと、支払義務が消えるわけではありません。

強制解約となったカードの利用分と、延滞金、利息を含めたものが一括請求されてきます。

裁判・差押えも

強制解約・一括請求を受けてもなお支払いをしなかった場合、カード会社が裁判を起こし支払いを求めます。

これを無視すると給与や財産を差し押さえられる可能性があります。

個人信用情報に履歴が残る

延滞を繰り返すと、個人信用情報に延滞履歴が残ります。

また、もし強制解約などになればその履歴もつくので、その後新たな借り入れやクレジットカードの申込は難しくなるでしょう。

一旦信用情報にネガティブな情報が載ると、それは最短でも5年は消えることがなく、その会社もしくはグループ企業内では5年を過ぎても情報が残っていることがあります。

いずれ住宅ローンなどを組みたいと思ったときにこの履歴があるために審査が通らないということも考えられます。

遅延損害金がかかる

どのカード会社も、延滞をした場合に遅延損害金というものを課しており、延滞をした翌日からかかってきます。

具体的な利率などは申込時の規約に載っています。

クレジットカードで使ったお金の支払いを待ってもらうことは可能なのか

支払いを待ってもらうためには、まず出来る限り早くカード会社に連絡することが大切です。

何も連絡せず待ってもらうことは単なる「延滞」でしかないので絶対にやめましょう。

支払いを待ってもらいたいとき、すぐにカード会社に連絡します。

そして、いつ頃なら支払いが可能かを具体的に伝え、対応してもらえないか相談します。

ほとんどのカード会社は、そういった相談には親身に対応してくれます。

決して怒られることはありませんので勇気を出して相談してみてください。

ただし、支払の先延ばしを何度も繰り返すことはNGで、そもそも支払いの見込みがない場合は、待ってもらうよりも別の方法を考えましょう。

クレジットカードで使ったお金を滞納している場合、免除は可能なのか?

もしどうしても払えない場合でも、カード会社との話し合いで免除となることはまずありません。

支払が不可能と判断した場合、債務整理をすることで支払額の免除や減額が可能となります。

裁判所を通しての手続きになるため、弁護士に依頼する方が多いようです。

自己破産、任意整理、個人再生など、種類はいくつかありますが、どの方法にしても大きなデメリットがあります。

弁護士さんと相談して、自分の状況に合わせた手続きをすることが大切です。

クレジットカードで使ったお金の未納分の分割払いは可能なのか?

クレジットカードの支払いが滞ったとき、原則としてその支払いは一括で払うことが求められます。

しかし、カード会社によっては分割での支払いに応じてくれることもあります。

ただし、これはカード会社側にとって大きなリスクを伴うイレギュラーな取り扱いなので、相談する場合も一般的には無理だと思っておきましょう。

クレジットカードで使ったお金が払えないときに助けてもらえる各種制度の紹介

リボ払いへの変更

最近は、ほとんどのカードで利用後にリボ払いへの変更を受け付けています。

リボ払いとは、毎月どれだけカードを利用しても、あらかじめ決めた一定の金額を支払うという方法です。

リボ払いに変更できれば、とりあえず手元の支払える金額を設定し、それさえ毎月支払えば延滞は免れます。

ただし、リボ払いの場合、利息がかかるため毎月の支払額を少額にしておくと、払っても払っても元金が減らないという悪循環に陥ってしまいます。

この悪循環に陥ると、いつのまにか総額が大きく膨らんでいたということもあり得ます。

この点をしっかり理解し、出来るだけまとまった金額でのリボ払いを設定しましょう。

ボーナス払いへの変更

ボーナスが出ることが分かっていて、金額的にも余裕があるのであれば、ボーナス払いへの変更が出来ないかを確認してみましょう。

ボーナス一括払いが出来れば金利面でも有利になり、延滞やリボ払いよりもリスクが少なくできます。

分割払いへの変更

上記2つと同じですが、カード会社によっては利用後でも分割払いへの変更が出来る場合があります。

今すぐまとまった金額が用意できないというだけであれば、金利や手数料がかかる可能性がありますが分割払いを利用するのも一つの手です。

クレジットカードで使ったお金が払えないときのダメな対処方法

放置する

最もやってはいけない対処方法です。

延滞者の中には、連絡もせず、向こうからくる連絡にも応対しないという方がとても多いようです。

しかしこれは最も印象の悪い行為で、常識的にもNGです。

ちょっとしたミスで払えない場合も、支払える見込みがない場合も、必ず連絡を取りましょう。

クレジットカードの現金化

手元のお金を増やすために、換金性の高いもの(電子マネー、高級ブランド品、宝石類など)をクレジットカードで支払い、それをすぐに売って現金を得るという方法を、「クレジットカードの現金化」といいます。

これは支払がすんでいない間の所有権や、貸金業者の規制、また自己破産が出来なくなるなどの問題が出てくることが多く、リスクの高い行為で、場合によっては詐欺罪などで逮捕されることもあります。

そして結局現金化した分の支払いが翌月には回ってくるので、解決にもなっていません。

絶対にやめましょう。

闇金などから借りる

近日中にお金が入る見込みがある場合を除いて、カードの支払い分を別の貸金業者から借りることは自転車操業の悪循環につながりオススメできません。

さらに闇金など違法な業者から借りてしまうとあっという間に元金と利息が膨れ上がり、カードの支払いどころではない借金を抱えることにもなります。

クレジットカードで使ったお金が払えなくなったらどこに相談すればいいのか?

カード会社

支払いが難しいとわかった時点で、思い切ってカード会社に連絡しましょう。

カード会社にお金が払えないことをばれないようにしたいと思う方も多いですが、実際には素直に払えないことを言えばカード会社も支払方法を柔軟に検討してくれることがほとんどです。

ただし交渉の際には利用者側が悪いということを忘れずに低姿勢・誠実に相談してみましょう。

家族

しっかり返済が出来るのであれば家族に相談し、臨時の資金を貸してもらうなどの対応をしてもらうのも一つの案です。

この場合、家族間だと貸し借りがあいまいになってしまう可能性もあるので、借用書を残すと良いでしょう。

弁護士

返済の見込みが全く立たない場合には、覚悟を決めて弁護士に相談しましょう。

出来れば債務整理をメインで扱っている弁護士がおすすめです。

自分の状況に合わせた債務整理を勧めてもらえます。

弁護士費用などが必要になりますが、その費用もないという場合は法テラスの利用がよいでしょう。

法テラスでは費用を立て替えてもらい、完了後に分割して払っていくといった対応をしています。

この調査内容の総括(※まとめとなります

冒頭でもお話しましたが、ここ最近クレジットカードが私たちにとってより身近なものになり、申し込みから利用まで誰でも簡単に出来るようになりました。

また、ネットショッピングの普及により、クレジットカードの利用の場はさらに増え、自分の利用額の把握が出来ていない人が増えています。

その結果、口座からの引き落としに十分なお金がなく、延滞が発生というトラブルも非常に多くなっています。

今回はそういったときの対処法についてまとめました。

ここでのポイントは、
1)支払いが出来ないとわかった時点でまずはカード会社に連絡すること
2)少し待ってもらうことで支払えるのであればカード会社と直接相談する
3)支払方法の変更(リボ、分割、ボーナスなど)が出来るかどうかを確認する
4)クレジットの現金化はNG
5)家族などに相談する
6)違法な業者からは借りない
といったことでした。

そして支払えないという状況をうまく乗り切った場合には、まずクレジットカードの利用方法について改めて考えてみましょう。

自分で管理できないカードであれば解約する、利用したことを忘れないようにメモを残す、携帯電話のリマインダーやカレンダーを使うなど、使いすぎを防ぐ対応が必要になります。

また、最近ではカード会社発行のデビットカードも普及しているので、現金を持ち歩きたくない方は即時決済のデビットカードに切り替えるという方法もあります。

自分がしっかり管理することが出来ればクレジットカードはとても便利な商品です。

このカードの延滞のためにその後の人生に影響が出ることもあり得ます。

利用には冷静な判断を忘れず、有効にカードを使ってくださいね。

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