株式投資とFX、どちらがいいか比較してみた

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現在資産運用方法として、株式投資の他にもメディアや情報誌などでしばしばFXの手法が取り上げられています。FXとは外国為替証拠金取引の略で通貨を使った取引のことです。外国通貨を売買して損益が発生する金融商品で、円やドルや豪ドル、ユーロなどの異なる2国間の通貨を取引して為替レートの差額が儲けになります。株式投資とFXを比較してみると、いろいろな面で違いがあります。まずレバレッジの有無が違いの一つです。レバレッジとは英語でてこのことで、自分の手持ち資金の何倍ものお金を使って取引するスタイルをさします。株式投資でもレバレッジをかけられますが、最高で3倍程度です。FXの場合、何十倍といったレバレッジをかけることが可能です。つまり小さな資金で大きな利益を上げられる可能性があるわけです。ただしあくまでも取引がうまくいった場合のことで、失敗すればレバレッジの倍率分の損失が出ます。大きな倍率をかけていると、失敗した時のダメージも大きくなりますから、あまり大きなレバレッジをかけるのも考えものです。

選択肢の多さでは、株式投資の方に軍配が上がります。FXは異なる国の通貨を使って取引します。FX会社やFX業者の取り扱っている通貨ペアはせいぜい60~70といったところでしょうか。しかし株式投資であれば、購入できる銘柄は数千単位に上ります。これだけの選択肢があれば、どのような組み合わせでも株式購入が可能です。また選択肢が多ければその分分散投資も可能で、リスクマネージメントもやりやすくなります。ただしいろいろな企業の銘柄をチェックするとなると、それだけ時間もかかります。仕事などの都合でそれほどたくさんの時間を運用にかけられないのであれば、FXという選択肢もありです。

株式市場は基本的に平日の日中にしかオープンしていません。平日の9時から15時までの間、昼休憩も入ります。サラリーマンはちょうど会社で仕事の時間とかぶってしまいます。仕事の合間にちょこちょこっとパソコンで値動きをチェックできるかもしれませんが、じっくりと取引に参加するのは難しいでしょう。一方主婦の場合、旦那さんや子どもを送り出して少しゆっくりできる時間帯に株式市場はオープンするのでじっくりと徹底検証・徹底分析できます。その意味では株式投資をするにはいいライフサイクルといえます。サラリーマンが運用したいのであれば、FXの方がおすすめです。FXは世界中の為替マーケットで取引されるため、日本はクローズしていても時差の関係で必ずどこかがオープンしています。平日であれば、24時間好きな時に外国為替レートやFXチャートで為替相場をチェックして取引参加できるわけです。

このように人によって、株式投資とFX、どちらがいいかは変わってきます。自分に合った投資スタイルや金融商品を見つけることです。

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